母子支援特化型 訪問看護とは?

近年、少子社会と核家族化が進み、出産や育児について相談したり、困っているときに助けてもらえる身近な存在は少なくなりました。その結果、母子の孤立や育児疲れの蓄積など、母子保健を取り巻く問題が顕在化しています。
母子支援特化型の訪問看護では、助産師や看護師がご自宅を訪問し、妊娠中から産後、そしてお子さまの成長に合わせたサポートを行います。

母子訪問看護の内容

1.当事業所に相談

訪問看護の利用を希望されるご本人やそのご家族、どなたでもお気軽にご相談いただけます。
下記のチェックリストに該当する方はもちろん、それ以外の方もまずは状況をお知らせください。

お母さまのチェックリスト
◇ 妊娠中の不安が強い
◇ つわりのため外出が困難、自宅で点滴を受けたい。
◇ 出産に対する恐怖心が強い
◇ 赤ちゃんのことで不安がいっぱいある
◇ 産後の身体の痛みや疲れがあり辛い(多量出血による貧血、会陰裂傷Ⅲ度以上、帝王切開後、など)
◇ 合併症がある(妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、など)
◇ 妊娠前から身体的又は精神的な持病を持っている
◇ 育児に対して自信がない(産前に練習したい、産後入院中に自信が持てなかった、など)
◇ ワンオペ、周囲のサポートがなくてとても大変
◇ 産後うつのような症状がある(イライラ、涙もろい、不眠、ソワソワ、漠然とした不安感、など)
◇ 赤ちゃんを可愛いと思えない、育てにくさを感じる
◇ 母乳トラブル(乳房の痛み、腫れ、赤み、乳首の傷、母乳を吸わせることに違和感がある、など) 

お子さまのチェックリスト
◇ NICUやGCUを退院したばかり
◇ 早産児(37週未満)
◇ 低出生体重児(2500g未満)
◇ 双子、三つ子
◇ 上手に哺乳できない、哺乳できているかわからず心配
◇ 体重の増えが悪い、体重が増えているかわからず心配
◇ よく吐く、便秘症
◇ その他、医療ケアが必要なお子さま 

2.主治医に相談

訪問看護の導入には主治医の「訪問看護指示書」が必要になるため、まずはかかりつけの医療機関(産婦人科・小児科・精神科・心療内科)を受診し、訪問看護指示書の発行を相談・依頼してください。
* 基本的にご利用者様から主治医へ依頼していただきますが、難しい場合はご相談ください。
* 主治医(かかりつけ医)については、下表を参考にしてください。
* 里帰り出産した場合など、ご不明点があれば当事業所にお問い合わせください。

妊娠中通院中の産婦人科医に相談
産後<産後1ヶ月未満>  ご出産された産院の医師に相談
<産後1ヶ月〜>   当事業所で相談内容を考慮し医療機関をご提案
赤ちゃん<生後1か月未満>  ご出産された産院の産婦人科または小児科医師に相談
<生後1か月〜>   当事業所で相談内容を考慮し医療機関をご提案

3.面談・契約

「訪問看護指示書」が交付されましたら、当事業所の助産師または看護師と面談をします。どのようなケアを希望されるか、どのようなケアが提供できるか、ご利用者様やご家族と簡単なミーティングを行い、契約書を交わします。

4.訪問看護サービス開始

訪問ごとに状況や症状を観察し、病院や行政などと連携しながら、ご利用者様の生活を支援いたします。

ご利用料金

◇ 医師からの訪問看護指示書がある場合には、医療保険適応となります。
◇ 各種健康保険により自己負担割合(1~3割)が変わりますので、マイナ保険証または健康保険証をご提示ください。
◇ 各種助成制度により、自己負担額軽減の適応があります。受給者証等をご提示ください。